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株式会社アクト・ブレインは2001年の設立以来、数々の基板やシステム製品を生み出し、ユーザ各社から高い評価をいただいております。 この評価を根底で支えているのが「エンジニアとしてのこだわり」。 ここでは代表取締役である山崎社長のインタビューを通して、アクト・ブレインという技術者集団の姿をお伝えします。 |
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最初に、なぜ「アクト・ブレイン」という会社を設立したのですか? |
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サラリーマン時代に在籍した会社では、組織力を生かした大きなテーマに取り組み、それなりの結果を出してきましたが、会社の規模が拡大するにつれて逆に自分の果たすべき役割がどんどん狭くなっていくように感じていました。そこでもう一度エンジニアとしての自分に立ち返り、企画から納品までのものづくり全体に関わりたいという気持ちが強くなり、それなら自分で会社を始めようと考えたのです。 |
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次に、現在の事業内容と開発方針を教えてください。 |
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お客様のご要望に基づいて基板やシステム製品の設計・開発を行い、納品させていただくというOEMを中心とした事業展開になっています。
基板はモータ制御からデータの収集や解析まで幅広い開発経験があり、量産やユニット化にも対応。装置につきましても、お客様の歩留まり向上に寄与すべく、これまでの大型装置開発などの経験を生かして、「動作が安定していること」と「操作性が良いこと」を重視した仕様を企画し、協力会社との連携で製品化しております。 |
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そうした方針から他社と比較した際のアドバンテージとは何ですか? |
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回路設計を生業とした無数の企業の中で、プロセス全体を理解したうえで、お客様の要望に対して、ハード・ソフトのトータルで仕様を提案できることが弊社の強みだと言えるでしょう。これは、基板開発以外にも、計測、検査などのシステム製品を企画、製作し、お客様に納品してきた経験から培われた、当社の財産だと思っています。 |
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それでは、仕事をするうえで大切にしていることは何でしょう? |
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お客様の仕様に対して漫然と対応するのではなく、自分の経験をもとに、より高性能かつコストメリットのある仕様を積極的に提案することを心がけています。お客様から「アクト・ブレインに任せれば大丈夫」という信頼を得るため、日々の努力や勉強を怠らないようにしています。 |
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今後の事業展開はどのように考えていますか? |
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設立からこれまでは、とにかく会社の地盤を固めることに注力してきました。会社を作ることは簡単ですが、継続させなければ意味がありません。収益に多少の波があってもぐらつかないだけの体力を付けようと考え、現在はかなり目標に近い状態になりつつあります。
そこで次の目標なのですが、それは「若手エンジニアの育成」と考えています。少数の若手を中・長期計画で独立したエンジニアに育てることで、お客様に対して常に最先端の技術を安定して供給できる体制を築きたいと考えています。 |
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それでは次に「若手エンジニアの育成」と、「社員の採用方針」についてお聞きしていきたいと思います。 |
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次ページに続く>>> |
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