音声合成LSIとは?

アクト・ブレインで取り扱っている音声合成LSIは、独自の音声合成エンジン (注1) を採用することで、任意の音声メッセージを動的に生成する日本語の規則音声合成機能を初めて1チップに集約した製品です。シリアルインターフェースを介して転送されたかな音声記号列データを、直接音声データに変換することができます。
製品は、下記を販売しています。


 ・ 小型、低価格 1チップ音声合成LSI AquesTalk pico LSI (ATP3011, ATP3012 シリーズ)
 ・ 日本初 1チップ音声合成LSI MICRO TALK (ATS-001B) は、販売を終了いたしました 


 特徴

 ・ 音声データをROM化する必要がない
 ・ 発声可能なメッセージ数や再生時間に制約がない (注2)
 ・ 数値の読み上げが可能 (例えば、刻々と変化する数値をリアルタイムで読み上げる等)
 ・ データ作成費用等の初期費用が不要


(注1) 株式会社アクエスト製 音声合成エンジン “AquesTalk pico”を搭載
(注2) 1回の通信で転送できるデータ量には制限があります。
(注3) 内蔵EEPROMにメッセージを保存すことができます。


 サンプル音声

サンプルの音声が流れます。


Play Sample1  "ひらがなやかたかなで~" Play Sample2  "ちきゅうからたいよう~" Play Sample3  "げんざいのそうちでんあつ~"






 MICRO TALK と AquesTalk picoの違い

両LSIとも、Aquest社の音声合成エンジンを搭載しています。機能の差は、下記比較表で確認してください。


製品名/型式 MICRO TALK / ATS001B
 ※ 販売を終了しています
AquesTalk pico / ATP3011F4/M6-AU
AquesTalk pico / ATP3012F5-AU
音声出力 16kHzFS PCM 8bit アナログ出力 8kHzFS PCM 8bit PWM出力 : ATP3011
10kHzFS PCM 8bit PWM出力 : ATP3012
音声周波数帯域 4kHz 4kHz : ATP3011
5kHz : ATP3012
外部クロック 5MHz セラロック(推奨品)) 不要(発振子内蔵): ATP3011
10MHz or 16MHz : ATP3012
音声記号列 ひらがな、かたかな(shift-JIS) ローマ字(ASCII)
声色 女声1種 女声1種(F4)、男声1種(M6) ※ 別製品です
インタ-フェイス UART, I/O UART, I2C, SPI, I/O
通信コマンド形式 ACTBRAINオリジナル AQUESTオリジナル
プリメッセージ 外付けEEPROM (最大256メッセージ) 内蔵EEPROM (15メッセージ)
チャイム音 2種類 2種類
パッケージサイズ 100pin TQFP 16mm角 32pin TQFP 7mm角
電源仕様 3.3V max32mA 2.5~5.5V max8.2mA : ATP3011
2.7~5.5V ※ max10mA : ATP3012
※ 動作電圧はCLKレートで異なります


 資料ダウンロード

 MicroTalkの資料


 AquesTalkの資料  

※ 株式会社アクエスト のHPにリンクします

  

 オンライン販売

  ACTBRAIN取扱製品の、オンライン販売を開始しました。       クリック →